10代の思春期の頃は、エネルギーの代謝が活発で脂分がたくさん分泌されてしまうのがニキビができる大きな原因でした。
しかし大人になってからできものができてしまうのは、肌の乾燥や生活習慣の乱れなど、代謝が悪くなったことが原因と考えられます。
大人ニキビの主な3つの原因
主な大人ニキビの原因として3つの要因が考えられます。
- 肌のトラブル
- 食事の栄養バランス
- 生活習慣
肌のトラブル
第一の原因は、肌のトラブルです。
保湿成分が足りなかったり、自分の肌に合っていない化粧品を使っていると、乾燥してしまいます。またスキンケアが間違っていると肌の状態を悪くしてしまい様々なトラブルの原因になります。
改善していく方法は、正しい方法でスキンケアを行うことです。
スキンケアの基本はきちんと顔の汚れを落として、肌に栄養を補給して、補給した栄養分が蒸発しないように乳液などでしっかりと保湿することが大切です。
特に洗顔で汚れを落としきれていないと、せっかく保湿をしても雑菌などが繁殖してしまい、肌荒れの原因になるので気を付けましょう。
洗顔をするときは、最初に手をよく洗います。
きれいな手をつかって顔の汚れを落としていきます。
最初にクレンジングでメイクなどの脂質成分の汚れを落としていましょう。
女性の場合は目元のマスカラなどが落ちにくいので、手で泡立てたクレンジングを使って優しく洗っていきます。
脂分の汚れが落ちたら次は埃などの汚れを洗い流します。
二回クレンジングを行うと、顔の角質が取れて無防備な状態になっているので、炎症を抑える成分が含まれている化粧水を使って栄養を補給していきましょう。
化粧水と乳液を選ぶときのポイントは、ニキビができやすく敏感になっている肌に優しいものを選ぶことです。
ビタミンC誘導体やグリチルリチン酸といった成分が含まれているものは、皮脂の分泌を抑えて、炎症を抑える効果があるので肌にも優しい有効成分なので、ニキビ肌の改善に効果が期待できます。
また化粧水や乳液はアルコールを使っていないものを選びましょう。
アルコールは肌を乾燥させてしまうだけでなく、刺激も強いので肌の環境が悪くなってしまう可能性があるからです。
オイルを使っていない化粧水や乳液をたっぷりと使ったスキンケアが、乾燥肌を改善してくれます。
食事の栄養バランス
次に考えられる原因が、食事の栄養バランスです。
偏った食生活や暴飲暴食をしていると、肌にすぐ影響が出てきてしまいます。
特に脂質の多い食生活は健康面からもあまりよくないので改善していきましょう。
健康な肌を作るのに必要な栄養素は、たくさんありますが、特にビタミン類を積極的に摂るようにすると肌の状態をよくする効果が期待できます。
レバーやウナギ、緑黄色野菜に多く含まれているビタミンAは、肌を健康に保つ働きがある栄養素です。
肌荒れを感じたら積極的に摂るようにしましょう。
ただビタミンAだけを摂ればいいわけではありません。
一緒にビタミンCやビタミンE、亜鉛なども合わせて撮るようにすると肌の状態を改善していけます。
そして健康な肌を作るのに欠かせないたんぱく質やビタミンB群に、腸の働きをよくして代謝をよくしてくれる植物繊維など、栄養バランスの良い食事を心がけることが、ニキビを治す方法です。
生活習慣
最後に生活習慣も肌があれる原因です。
睡眠不足が続いたりストレスの多い生活をしていると、肌もあれて対象も崩してしまいます。
不規則な生活をしているとホルモンバランスも乱れるなど、肌に良くない状態になってしまいますから、生活習慣を見直すことも大切です。
できるだけ規則正しい生活をして、自分なりのストレス発散方法を見つけていきましょう。
大人ニキビは自分の生活習慣やスキンケアの方法を見直して改善していくと、自然と治せる可能性も高くなります。